MUSIC

オープニング・テーマ yama「アダルトチックチルドレン」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
COMMENT

大人になるというのは、どういうことだろうか。
歳を重ねただけで、必ずしも「大人」になれるとは限らない。逆も然りで、若さがあるからといって子どもかというと、そうではないと自分は思う。人知れず苦しみを抱えていくことは、弱さであり、脆さであり……それに一人で抗うことは、現実を直視しない不器用さの象徴なのかもしれない。自分はその脆さを持ったまま歳を重ね続けることに、美徳があると思っていた。
けれどここ数年で、身近な人に対して、あるいは音楽を通して、少しずつ心の内を打ち明けるようになった。自分は自分、他者は他者という境界線は変わらないけれど、他者との関わりを通して気づく自分がいる。大人になったつもりも、子どもでいるつもりもないけれど、きっとどの年齢でもその両方の性質を人は持っている。どちらに対して頑なでも、善悪でもないけれど、自分は誰かを信じたいと思っていることに気づいた。それは、自分を信じることでもある。
狭間で揺れる、同じような誰かに向けて。
届けば嬉しいです。

エンディング・テーマ 崎山蒼志「ダイアリー」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)

崎山蒼志「ダイアリー」

■2025年10月3日(金)配信リリース
■2025年8月22日(水)シングルCDリリース
完全生産限定盤
¥1,800(税込)/¥1,636(税抜)
SRCL-13423
アニメ書下ろしイラストジャケ写/7インチ特別パッケージ仕様

【収録曲】
 1. ダイアリー
 2. Eden
 3. ダイアリー -Instrumental-
COMMENT

この度、エンディングテーマを務めさせて頂くことになりました。
大人と子どもの間で揺らめく一重さんの心の葛藤に、僭越ながら僕自身シンパシーを憶え、楽曲を制作しました。
正解のない、各々の正義がぶつかり合う中、たくさんの声を胸に行動する一重さんの姿に何度も胸を揺さぶられます。
是非アニメと共に楽曲を楽しんで頂けましたら幸いです。