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2025.07.24

本編、世界初上映!板垣先生、霜山監督、崎田プロデューサー登壇・Anime Expoイベントレポート

7月3日(木)~6日(日)、米国ロサンゼルス・コンベンション・センターで開催された北米最大級のアニメイベント「Anime Expo 2025」にて、TVアニメ『SANDA』第1話のワールドプレミアが実施されました。会場となったJW Marriott Platinum Ballroomには約1,800人のファンが集結し、熱気あふれる上映イベントとなりました。

イベントには、原作者・板垣巴留先生、監督・霜山朋久さん、そしてアニメーション制作を手がけるサイエンスSARUのプロデューサー・崎田康平さんが登壇。初めてAnime Expoに参加した板垣先生は『皆さんの漫画やアニメへの愛情が伝わってきて、素晴らしいイベントに参加できて嬉しいです』と感激のコメント。霜山監督も『こんなに多くの方々の前で「SANDA」を初披露できることを光栄に思います』と語り、会場の期待感は一気に高まりました。

上映が始まると、会場は笑い声や驚きの声に包まれ、板垣先生の作り上げた独特な世界観とサイエンスSARUによる映像表現が観客を魅了。上映後には歓声と称賛の拍手が起こり、霜山監督は『初めてお客さんに観てもらうので緊張していましたが、想像以上に笑っていただけて本当に嬉しいです』と安堵の表情を見せました。板垣先生も『奇妙なお話が派手な絵で動いていて、理想通りでした』とアニメの完成度に満足げな様子でした。

続いて、霜山監督と崎田Pによる制作秘話のコーナーでは、第1話の見どころである「サンタクロースへの変身シーン」や「教室の爆発シーン」について語られました。霜山監督は『テンションが高いシーンでカメラがぐるぐる回るのが好きなんです』と演出へのこだわりを明かし、爆発シーンでは『原画マンが絵コンテ一枚の指示から工夫して描いてくれた』とアニメーターを絶賛。板垣先生も『「BEASTARS」はCGだったので手書きのアニメで他の人が私の絵を描くという事を初めて経験したんですが、すごく私の絵に合わせてくださっていて、感動しました』とアニメスタッフへの感謝を述べました。

さらに、板垣先生によるライブドローイングも実施。普段、ペン入れはアナログで行い、トーンや背景はデジタルで作業しているとのことで、今回は下書きからペン入れまでのアナログ工程を披露。鉛筆での下描きをわずか3分ほどで終えると、驚くほどの速筆で『三田一重』と『冬村四織』のキャラクターを約10分で描き上げ、観客からは歓声が上がりました。
完成したイラストにトーンをアナログ作業で貼る様子もTVアニメ『SANDA』公式Xにて公開中ですのでそちらも是非、ご覧ください。

その他にも、三田一重役・村瀬歩さんからのビデオメッセージが上映され、作品の魅力を語る場面も。登壇者によるQ&Aセッションも行われ、ファンとの交流が深まりました。最後に霜山が『2話以降では冬村以上に面白いキャラクターが続々登場しますので、ぜひ楽しみにしてください』、崎田Pからは『これから放送や配信でも見られるようになりますので、ぜひお楽しみいただけたらと思います』と締めくくり、イベントは盛況のうちに終了しました。

【「TVアニメ『SANDA』パネル&ワールドプレミア」イベント概要】
・日時:7月4日(金)12:30 –13:50 (現地時間)
・会場:JW Platinum
・出演:板垣巴留(原作)、霜山朋久(監督)、崎田康平(プロデューサー/サイエンスSARU)
・内容:
 板垣巴留先生によるライブドローイング
 TVアニメ『SANDA』第1話ワールドプレミア
 第1話のハイライトシーン解説&ディスカッション
 Q&A
 村瀬歩さん(三田一重役)コメント動画

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